新海誠監督の秒速 5 センチメートルアニメが実写映画化され、2025 年秋に公開予定です。

SixTONES の松村北斗が主人公にキャスティングされました遠野貴樹。

脚本は鈴木亜矢子、監督は奥山由之が務める。

新海監督は、「約 20 年前に私が監督したアニメーション映画『秒速 5 センチメートル』は、信じられないほど生々しく未完成の作品です。しかし、その不完全さゆえに、長く愛され続けているのかもしれない。今ではあのような映画を二度と作ることはできませんし、再現することもできません。だからこそ、奥山監督率いる情熱的な若いチームが再び『秒速5センチメートル』に取り組むことにとても興奮しています。そして、私が最も信頼する俳優、松村北斗さんが主演を務めるということに、人生の不思議な感覚を感じています。今この瞬間にしか作れない作品になることを願っておりますので、皆さん応援しながら完成を心待ちにしています。

キャスト・スタッフからのコメントは以下の通りです。

松村北斗:

原作は何度も見返しているので、責任の重さを日々感じています。このオリジナルの物語は、多くの人々の人生に深い影響を与えました。ファンにはそれぞれの解釈や世界があり、私もその一人です。最初は実写化に参加することに躊躇していましたが、自分にはまだこのような大きなプロジェクトに取り組む準備ができていないと感じていました。しかし、奥山監督をはじめ制作陣の原作に対する熱意と愛、そして新海さんの「北斗役を見てみたい」という言葉が、私がこの作品に挑戦するきっかけを与えてくれました。この映画は、『秒速 5 センチメートル』にインスピレーションと影響を受けたチームによって製作されており、原作チームとファンの両方に深い敬意を持って取り組んでいきます。

奥山裕貴:

新海誠監督が 33 歳で作り上げた物語を監督するということに深い運命を感じていますが、私も 33 歳になり、毎日『秒速 5 センチメートル』と向き合っています。特定の瞬間にしか創造できないものや、最終的には忘れてしまう可能性のある視点があることを思い出させてくれました。深い信頼を寄せるチームの温かいサポートのもと、一つ一つのシーン、一瞬一瞬に真摯に向き合い、丁寧かつスピード感を持ってモノづくりをしていきたいと思っています。自分の中にある感傷をこの映画に残しますので、楽しみにしていてください。

鈴木史子:

私は新海誠監督の秒速 5 センチメートルを初めて観ました。二十代。チームには中学、高校時代に初めて見た人も多かった。この奥深い作品にいつ出会ったかによって、この作品とのつながりの感じ方は異なります。このような深く感動的なオリジナルストーリーに直面することは、スリリングであると同時に神経をすり減らすものでもありました。奥山監督をはじめ、誠実なスタッフ陣、そして真摯なキャストの皆様と、話し合ったすべてを脚本に込めさせていただきました。この瞬間も多くの人の心に届きますように。

玉井宏明 (プロデューサー):

このプロジェクトをサポートしてくださった新海誠監督とコアミックス・ウェーブ・フィルムのチームに深く感謝します。貴重な指導を提供し、このような愛され時代を超越した作品を実写化するというこの大胆な挑戦を受け入れました。奥山裕貴監督、松村北斗をはじめとする稀有なキャスト陣に加え、脚本、映像、音響、デザインなど、各領域で卓越した才能と技術、洗練された感性を備えたエキスパートが集結しました。映画の公開が近づいたら、さらなる最新情報を楽しみにしていただければ幸いです。

秒速 5 センチメートル新海誠が脚本と監督を務めたアニメ映画、3 日に公開2007 年 3 月。

この映画は、2007 年アジア パシフィック スクリーン アワードで最優秀アニメーション長編映画賞を受賞しました。 2007 年 11 月に小説化され、2010 年に清家雪子によって漫画化されました。

出典: コミックナタリー

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